今回は、私が購入したCARMINA(カルミナ) のRAIN(レイン)の購入理由や履き心地、サイズ感などを紹介させていただきます。
黒のストレートチップを購入予定と記事にしてから期間が空いてしまいました。
詳しくは以下の記事をチェックしていただけますと幸いです。
購入時のポイント
さて、いつも通り、某百貨店の靴コーナーに行き試着開始です。
店員さんには、
・黒のストレートチップ
・サイズ感重視で
・値段は特に問わない
・今まで持っている靴で一番フィットするのは三陽山長 友之介
であることを伝えました。
最後に「できるだけ英国がいいなー」とも言いましたね。
試着を開始して初めに、クロケット&ジョーンズのオードリーを試しました。
履いた瞬間にわかる、サイズの合わない感じ。私の足は細くて足の甲も低いので、ぶかぶかです。いつも通り断念しました。
次に履いたのが、カルミナのレインでした。
履いた瞬間わかってしまう「今日はこれで決まった」感がすごかったです。
友之介を履いた時と同じ感覚です。
ただ、どうしても試着したかったのが、ジョンロブのCity2
履いた瞬間にわかるコレジャナイ感。
ということで、カルミナのレインを購入しました。
カルミナとは
私も、スペイン産ということしか知らなかったので、調べて見ました。
カルミナの歴史は1866年にマティアス・プハーダス氏がマヨルカ島のインカで始めたオーダーメイドの靴を作る小さな工房に遡ります。その数十年後には、彼の息子であるマテオ・プハーダス氏も父の影響で靴作りに携わるようになり、1905年にはバレアレス諸島で初となるグッドイヤー製法の工場を設立させました。1961年に創業者の孫にあたるホセ・アルバラデホ・プハーダス氏によってスペインで有数の靴メーカーに登りつめました。1997年には高級靴を求める声が高まりホセ氏は妻と子供達とで生まれ故郷のマヨルカ島で新しいブランドを立ち上げました。『カルミナ』と名付けられたそのブランドは、世界に通用する靴を作る事を掲げ、最愛の夫人の名前から命名されました。現在、スペイン国内に7店舗(バルセロナ、ビルバオ、ヴァリャドリッド、パルマ・ディ・マヨルカ、マドリッドに3店舗)、パリのオペラ通りに1店舗を構えるまでに成長しました。また、ヨーロッパ諸国や、日本、アメリカの一流店舗にも展開されるようになっております。
http://www.tradingpost-online.jp/fs/tradingpost/c/carmina_history
こんなにも長い歴史があるブランドだったのですね。勉強不足でした。。。
前置きが長くなしましたが、写真ともに紹介させていただきますね。
RAINの詳細
ブランド:CARMINA
モデル:RAIN
サイズ:6
カラー:ブラック
生産国:スペイン
写真とともに紹介します。
開封の儀です。
えんじ色の箱です。
片足ごとの靴袋が同封されていました。
それでは正面からどうぞ!
セミスクエアですね。
実物はもっと美しいです。
横の写真です。
かかとです。
キュッと絞ってあるのが見てわかると思います。
実はこの作りが、私の購入理由の全てです。詳細は後ほど。
ヒドゥンチャネルです。
丁寧な作り、高級感漂いますがケアが大変なんですよね。
ヒドゥンチャネルはPediwearの靴でよく相手をしました。
手がかかる分かわいい理論でケアしますか!
中敷です。
黒色x金で高級感が漂いますね。
シューキーパーはサイズが合うものを店員さんに準備してもらいそのまま購入しました。この記事でも紹介している、[サルトレカミエ] シュートリー を購入しました。
シューキーパーは値段相応であることがわかる記事はこちら!
話が脱線してしまいましたが、続けましょう。
スペイン産です。
つま先です。
購入した時のそのまんまの姿で写真をとっています。
綺麗です。
見てわかる通り、グッドイヤーウエルト製法ですが、コバが飛び出していない作りになります。作るの難しいらしいですね。
購入ポイントのかかとを比べる。
フィット感で一番大切であると思う、かかとの絞りについて比較してみました。
写真は左から順に
一番左:カルミナ レイン
その次:三陽山長 友之介
さらに次:SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン):50周年記念モデル
一番右:SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)伊勢丹で購入したモデル
比較すると差は歴然ですね。
私の足に最もフィットしているカルミナと三陽山長はかかとが絞ってあるため、かかと小さい私でも、歩いた時に抜ける感じがありません。
右二足のスコッチグレインも歩いた時の抜け感は感じませんが、、、という感じです。
店員さんから伺ったのですが、スコッチグレインはどちらかというと幅広く日本人の足に対応するためそこまで絞っていないようです。
履き降ろす前に・・・
さて履き下ろしする前のメンテナンスです。
購入前にどのような状況だったのかはわからないため、きちんとクリームを入れてケアします。油分をしっかり入れます。
とりあえずの[エム・モゥブレィ] デリケートクリーム でケア
もちろん、革底にも塗ります。
クレム1925 を塗り込みます。いつもより多めに塗って、膜を作るイメージです。
詳細は省きましたが、完成です。
いつもの靴磨きの方法です。
いやー履くのが楽しみです。
おわりに
今回は、カルミナのレインを購入した記事になりました。
正直、英国靴に憧れた4年間ですが、サイズが合わないことが明確だったので、諦めることができました。その分、新しい革靴に出会えるのでこれはこれでいいかなーと思います。足の甲が低く、かかとが小さい方は、三陽山長やCARMINAをお勧めします。
久々に革靴を購入しましたが、ここからが長い修行期間の幕開けです。
友之助は慣れるまで、一年ほどかかりましたから、おそらくこの靴も同様の期間になることを覚悟しています。時間がかかる分、そのあとの履き心地は最高であると思っているでの頑張ります。実際、友之助は所有している革靴で、慣れるまで一番時間がかかりましたが、今では一番フィットする革靴になっています。
また、修行期間についても随時記事にできればと持っていますのでお楽しみに!
余談
久々に記事を書きましたがめっちゃ時間かかりました・・・。
サボりすぎました。。これからは頑張る!(予定です。)
おしまい
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