長年愛用しているBottega Venetaの定期入れのイントレチャートがほつれてしまったので自分で修理しました。
いつもスーツの胸ポケットにいれているのですが、多分ボールペンか何かに引っかかってしまいそのまま私が強く定期入れをひっぱったせいでしょうか。
いままで何度かほつれそうになったのですが、ほつれたのは初めてなのでショック!
ではどこがほつれたでしょうか。
写真をご覧ください。
わかりますか?
写真の真ん中上部です。
拡大してみます。
職人さんがひとつひとつ丁寧に編みこんでいるはずです。
貴重な写真ではないでしょうか?
ここでイントレチャートについて公式HPより引用させていただきます。
ボッテガ・ヴェネタを代表するデザインといえば、レザーを編み込んだ独特のイントレチャートです。ボッテガ・ヴェネタの草創期に開発されたこのデザインは、今もブランドを象徴する最も有名なシグネチャーであり続け、多様なレザーや素材を使ったカラフルなバリエーションを生み出し、新しい解釈を可能にしています。そうして完成した作品は、いつも変わらない、ボッテガ・ヴェネタならではの風格をたずさえています。
イントレチャート=ボッテガ
みなさん感じていますよね。ブランドロゴを全面に押し出すのではなく、シグネチャーで存在感を出す。上品なおしゃれを感じる気がします。
と。真面目に考えておりましたが、今は自分が一人の職人なんだ!と思いながら、愛用している定期入れを修理したいと思います。
早速自分で修理しましょう。
革を入れる隙間は当然狭いので、爪楊枝で押し込んでいきます。
多少革が傷むのは仕方ないです。
こんな感じです。
しっかりと爪楊枝で押し込みます。
意外と難しくどうしても網込が浮いてしまいます。
格闘すること約10分・・・。
ようやくそれなりに綺麗に修理することができました。
写真を見てください。
触ると若干ですが革がういているのがわかります。
こればかりは仕方ないですが良しとしましょう。
おわりに
今回イントレチャートがほつれたということでネットで調べてみたのですが、参考となる記事はありませんでした。
つまり、イントレチャートがほどけるのきわめて稀であることが想像できます。
本来であれば、使い込んでいくうちに網目がしまってくるので本件のようなトラブルはすくないはずです。
もし、同じようなトラブルがありましたらこの記事を参考にしていただけると幸いです。
おまけ
久しぶりに[ラナパー] でメンテナンスしました。
磨いた後の写真がコチラ
久々なのメンテなので汚れています
ラナパーを塗るといい感じにつやがでました。
革製品一般には[ラナパー] が一番ですね。今後もしっかりケアして末永く愛用します!
Bottega Veneta(ボッテガヴェネタ) 定期入れ 7年使用の経年変化 -
Bottega Veneta(ボッテガ ヴェネタ) 二つ折り財布 8年使用の経年変化
おしまい