今回は革靴の勉強のため「紳士靴のすべて」という本を購入しましたので紹介させていただきます。
この本を知った経緯
BRITISH MADEのメルマガに登録しているのです。
いつもは流し読みしているだけですが、目にとまったのがコチラの記事
もともと、ブログを書いたり、靴磨きとかするのにもっと革靴について勉強しなくては・・・と思っていたので興味を持ちました。
年始の自由な時間を使って読もうとつい最近購入したとい経緯です。
(そして・・・購入から一年後に読みました。。。)
ネットで調べる知識もいいですが、本から得る知識も大切ですよね。
本にして読むには購入しなくはいけない、つまりお金の代価として知識を得るので正確な情報であると言うこともありますし、著者の気持ちに考えながら読める気がします。
紳士ファッション全体の基礎はコチラの本で学びました。
早速購入して読みました!
表紙です。
日本語翻訳版ということですね。
中身については著作権があると思いますので写真には取っていません。
ドイツ語⇨英訳⇨日本語訳のようです。
靴作りの論文のような本
概要としては一つの靴が生まれるまでの工程を全て写真とともに解説している本です。
図鑑?辞書?のような感覚でした。
また、サイズの話では解剖学?組織学的な視点から足の構造の説明していたり、一つ一つの素材について、しかも革はもちろん、接着剤、ウェルトと細かいところまで解説がります。
靴本体はもちろん、アフターケアや靴べら、シューキーパーの話までありました。
特に面白かったのが靴作りの工程です。
まず、どのような工程があるのか知らなかったので、知ることができたこと。
また歴史とともに紹介しているので、非常に読み応えがあります。
よく職人が190以上の工程を踏んで制作するとかは聞きますが、実際に自分が体験したようなイメージができるほど詳細が書かれています。
200ページ以上あるため読み応えが凄いあり、あっという間に時間が経ちました。
また参考文献の定時から用語集まであり、本格的な一つの論文を読んでいる感覚になりました。
おわりに
靴の知識を本から学ぶことがなかったので今回は非常に勉強になりました。
お値段が4000円以上と気軽に購入できる値段ではありませんが、私としてはずっと読める大人の図鑑と考えれば安いのかなと思いました。
好きなモノの知識をいつもとは違うアプローチで学ぶ。
非常に大切であると実感しました。
この本の魅力を伝え切れているかと問われると、難しいですが、素晴らしい本なので革靴が好きな方はぜひチェックしてみてください!
おしまい